しきしきらまらまじゃでぃぶきっと

”しきしきらまらまじゃでぃぶきっと”とは、マレー語で”塵も積もれば山となる”という意味です

マレー語ってかわいい~!!①

            こんにちは、nokoです

毎日少しずつでもマレー語を勉強することが目標です。。。

 

しきしきらまらまじゃでぃぶきっと Sikit sikit lama lama jadi bukit

”塵も積もれば山となる” という言葉を信じて。。。

 

言語の習得。。。それはとっても楽しいこと(^^♪

自分がぺらぺらになったところを想像するとわくわくしますね!

 

でも。。やはり一足飛びにはいきません。。。

失敗もしちゃう。。。(;´д`)

 

ですので、学んでいる過程を楽しめたら最高ですね~

 

それで

マレー語の絵本を買ってみました~!

 

 

お値段29.90リンギット。。。800円位です。

動物たちがたくさん出てくるかわいい絵本~!

36のお話が詰まっています

 

さっそく

一つ目のお話を見てみます

辞書を片手に解読です

一つ目のお話は”Gagak Bertukar Warna"です

gagak ガガック→カラス

bertukar ブルトゥカール→交換する

warna ワールナ→色

だから、”カラスは色を変える”というお話です

 

マレー語はほぼローマ字読みです

カタカナでは表現しきれない音も当然あるのですが、カタカナで表記してみました

日本人にとって難しい発音もありますが、マレーシア人は日本人の発音をよくききとってくれます。。。

さて、お話はこんな感じです

 

ある日、一匹のカラスくんが木の枝の寝床からハトさんたちを見ていました

そして、こんな疑問をもちます

”どうして人間はハトさんたちにだけエサをあげて、僕にはくれないのだろう?”

それから、カラスくんは考えます

”彼らは白くてきれい、僕は黒くてみにくい。。。”

 

そのとき、カラスくんは一つの袋を見つけます

小麦粉が満杯に入った袋です

 

ここでカラスくんが何をしたかって???

そう!

カラスくんはその小麦粉の袋に入って転げまわって自分の色を白に変えてしまいました~

 

って、ここで~!

”転がる”というマレー語がグリングリンですって(^▽^)

正確にはブルグリングリンですが。。。

なんだかすんごくイメージつかみやっす~い!! キャハ~(^^♪

え~マレー語おもしろすぎる~!!ってにわかに信じられない。。。

辞書をみてみましょう

 

guling, berguling →転がる

berguling-guling→何度も転がる

となっています~

おもしろいなぁ

と思っていたら。。。

 

ちょっと!!!

その下~(^▽^)

巻いたものを数える単位がgulung グルンです!!

またまたみつけたおもしろマレー語!!

 

日本人の友達のEちゃんが、マレーシア人に太巻きずしの作り方を教えてあげたのだけど、

具を入れて最後巻くときに、彼女が”グルングルン”と言っていたそうです~(^-^)

 

あ~マレー語ってかわいいな~って思います。。。

 

あ。そうだ。。。

それからカラスくんは結局どうなったのか。。

ええと。。。

 

カラスくんが小麦粉の袋のなかでグリングリン(転がる)して白くなりました。

今、カラスくんはハトさんたちと一緒にエサを食べることを自由に楽しむことができるようになりました

ところが!

突然雨が降ってきました

カラスくんは、

元の黒い姿になってしまいます

ハトさんたちはカラスくんの体をつつきます

カラスくんはハトさんたちの飛ぶ方向へ飛んでいきます

でも、ハトさんたちはカラスくんと友達になりたくありません

それで、カラスくんは一人去っていきました

おしまい

 

この絵本。。。実は、

それぞれのお話の最後に教訓が書かれてあるんです

このお話の教訓(pengajaran)は、

”Jadilah diri anda sendiri"

jadilah~ → ~なりなさい

diri → 自身

anda → あなた

sendiri → 自らの

 

ということなので、、、

”あなた自身になりなさい”

”自分らしくしてなさい”

というような意味だと思います

 

わたしは色黒なので昔から色白な人をうらやましく思う気持ちありましたけど。。

このカラスくんみたいに。。。

 

人って”ないものねだり” しますよね

しかも、意外と、

自分はいやだと思っているところを実は他の人はうらやましく思っていたりするのですよね

 

自分の肌色に満足したいと思いま~す(#^^#)

 

マレーシアはたくさんの民族が入り混じっているので、色々な肌色の方とお会いします

日本では味わえない風景です

そのことについてはまたお話できたらと思います

最後まで読んでいただきありがとうございました☆