しきしきらまらまじゃでぃぶきっと

”しきしきらまらまじゃでぃぶきっと”とは、マレー語で”塵も積もれば山となる”という意味です

マレー語ってかわいい!③

こんにちは。nokoです。

今回もマレーシアで買った絵本からおもしろマレー語を発見してみたいと思いま~す(#^^#)

第三弾ですよぉ~

 

今日のお話は

”Keldai yang Iri Hati” です!

keldai(クルダイ)→ ロバ

yang(ヤン)→ の

iri(イリ)→ しっとする、焼もちを焼く、うらやむ

hati(ハティ)→ 心

※iri hati → しっと、ねたみ

 

ですので。。

”うらやましがり屋のロバ”

みたいな感じかな

 

さっそくお話です!

ある日、あるロバがある光景をみました。

それは、男の人がペットの犬と遊んでいるところです。

遊ぶは、bermain-main(ブルマインマイン)といいます。

 

そのロバはしっとを感じました。

そして、その犬の行動をまねし始めました。。。

 

と!ここでです!!

「マネする、コピーする」 が ”meniru”(ムニル)!!

むずかしい話をすると、tiru (まねする)という語根に接頭辞menがついて、さらにtiruのtが抜け落ちて、meniruとなります

 

実は、マレー語は元となる語(語根というそうです)があって、その語根に接頭辞や接尾辞が付いて色々な意味の単語になります。

例えば。。。

makan (マカン) → 「食べる」ですが、

接尾辞”an"が付くと、makanan(マカナン)となって「食べもの」になります

guna(グナ)→ 「使う」ですが、

接頭辞”ber"が付くと、berguna(ブルグナ)となって「役に立つ、便利な」になります

また、

接頭辞”peng"が付くと、pengguna(プングナ)となって「使用者、ユーザー」になります

 

と、ほんの一例ですがこんな感じです。。。接頭辞、接尾辞

 

で。。。

お話に戻ると、”meniru" 「まねる」ですが、

だれかのマネをすることって、その人に ”似る”ってことなので、”ムニル”は覚えやすいなって思いました~(^▽^)

 

お話つづき~

そのロバは犬のマネをして、毎朝吠えたり、しっぽを振って、その男の人の家の庭で遊んだりしていました

ロバの奇妙な態度を見たときに、彼はそのロバは気が狂っているんじゃないかと考えました

彼はロバを追い払うために近所の人たちを集めました

そのロバはすぐに逃げました

”どうして彼らはわたしのことをたたくの?  わたしはあの犬のようになりたいのに”

ロバは悲しみながらいいました

 

おしまい

 

ここでロバを追い払ったという単語が。。。

"menghalau" です

辞書をみると。。

語根 halau (ハラウ)

です!!!

「追い払う」が harau ですよぉぉぉ~

 

なんでマレー語ってこんなにおもしろいんでしょうか???

 

そうそう

今回のお話の教訓ですが(一つ一つのお話の最後に教訓が書かれてあるんです)

教訓→pengajaran

jangan→ ~しないでください

cuba→ 試す

menjadi→ なる

seperti→ ~のように

orang→ 人

lain→ 他の

 

「他の人のようになることを試さないでください」

というものでした。。。

 

他の人の良い所を見倣うことはとてもいいことだと思いますが、

その人そのものになることはできませんもんね

そして、このロバがこんな行動をした理由が嫉妬心でしたからよくないですね

お互いの個性を楽しめるおおらかな人になりたい!と思いました(^-^)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました☆